バツイチの合コンは厳しい？やめたほうがいい？シングルマザーの再婚活が成功しやすくなるポイント

2025年11月26日更新

バツイチ合コンとは、結婚歴がある独身同士の恋愛や再婚を目的とした飲み会や食事会のことを言います。
結婚歴のない通常の合コンとは少し違った視点や思いやりが必要になります。

結婚を経験しているからこその価値観や、置かれている状況はさまざまで、相手の立場への理解をもって、お互いが心地よく距離を縮めていくことがとても大切です。

今回は、そんな結婚歴のある相手と合コンをするときに意識したいポイントや、好印象につながるトーク術をまとめました。

バツイチ合コンは厳しい？やめておいた方がいい？気をつける事とは？

バツイチの合コンでよく聞くのが、「婚歴があるとハンデになるのでは？」「厳しいからやめておいたほうがいいのかな」という不安の声です。
しかし、実際には約2分に1組の夫婦が離婚しているといわれており、バツイチ＝ネガティブという捉え方は今ではほとんどありません。

合コンなどの出会いの場で大切なのは、相手の背景を“特別扱いすること”ではなく、まず状況を理解しようとする姿勢です。
結婚歴があるということは、一度は人生を共にする選択をし、そのうえで大きな決断を経験したということ。そこには人それぞれの事情があり、一括りには語れません。

とはいえ、多くのバツイチの人に共通しているのは、
「過去にとらわれず、これからの人生をより良くしたい」
という前向きな気持ちです。

だからこそ、合コンでは相手の婚歴を必要以上に話題にしたり、逆に気を遣いすぎて距離を置いたりする必要はありません。
大切なのは「この人は自分を一人の人間として見てくれている」と感じてもらうこと。
まずは相手の立場や生活背景を理解し、過去よりも “今” を大切にしている姿勢を尊重しながら、自然体でコミュニケーションを取ることを意識しましょう。

婚歴あり・子どもなしの相手が求めるもの

恋愛を楽しみたい

一度結婚を経験しているからこそ、「次は無理のない関係で恋愛を楽しみたい」と考える人が多い傾向があります。
そのため、駆け引きよりも素の自分で向き合える相手に惹かれやすく、自然体のコミュニケーションが好印象につながります。

本音で話せる

表面的なやりとりよりも、信頼感のある深い関係を望むことが少なくありません。
これは、過去の経験を通して、相手との価値観の一致や心の相性がどれほど大切かを知っているから。
合コンでは気取らず、丁寧に相手の話を受け止め、こちらも適度に自己開示していくと、相手が心を開きやすくなります。
“聞く姿勢” を持ちつつ、適度に自分の意見を伝えるバランスがポイントです。

未来への安心感

「今度こそ落ち着きたい」「良い相手がいれば再婚も考えたい」と、未来を見据えて合コンに参加するケースも珍しくありません。
そのため、相手は「この人は結婚や将来についてどう考えているんだろう？」と自然に見極めることが増えます。
とはいえ、初対面で重い話は不要。
あくまで、
・将来に対して前向きである
・自分を大切にした生活をしている
・相手を尊重できる価値観がある
といった、人柄の土台が伝わるだけで十分です。

子持ち相手への接し方

子ども最優先への理解

子持ちの人、特にシングルマザーの生活は、どうしても「子ども中心」になります。
急な予定変更や、デートの日程がなかなか決まらないことも珍しくありません。
しかし、それはあなたを優先していないからではなく、親として当然の責任を果たしているだけのこと。
その背景を理解し、柔軟に受け止める姿勢があると、相手はとても安心します。

無理に急がず関係を育てる

子どもがいる相手との恋愛は、進展がゆっくりに感じることもあります。
ですが、そのゆっくりさこそ相手の誠実さであり、慎重さの表れです。
焦らず、急かさず、自然なペースで関係を築ける人ほど信頼されます。
「無理なく会える時で大丈夫だよ」といった余裕あるスタンスは、相手にとって大きな安心材料になります。

恋愛、再婚を急がせない

子どもがいる相手は、とくに恋愛や再婚に対して慎重になりがちです。
背景には、子どもの気持ちや生活の変化を考える責任感があります。
そのため、将来の話は焦らず、相手のタイミングに合わせて進めるのがベスト。
「あなたとなら安心して話せる」と思ってもらえれば、自然と相手の方から未来について語り始めることもあります。

バツイチ合コンのトーク術とは？

過去を詮索しない

離婚の理由や結婚生活の細かい事情は、とてもデリケートな領域。本人が話したい場合は自然と触れてくれますが、こちらから「なんで別れたの？」「どっちが原因だったの？」と過去に踏み込むのは決してマナーではありません。

合コンの場では、相手が安心して話せる空気づくりが何より大切。
もし過去に軽く触れられたとしても、深堀りせず、
「そうだったんですね。今はどんな生活ですか？」
というように、さりげなく “現在の話題” に切り替えていくのがおすすめです。

過去ではなく「今のその人」を見ようとする姿勢は、安心感と信頼につながり、相手に「この人とは自然体で話せる」と感じてもらいやすくなります。

今と未来の話しをする

「今どう生きているか」「これからどうしていきたいか」に焦点を当てるのが鉄則です。
これは、相手が抱える背景に踏み込みすぎず、自然と価値観を共有できる会話だからです。

たとえば、
「最近ハマっていることありますか？」
「休日はどんなふうに過ごすのが好き？」
「これからやりたいことってあります？」
といった質問は、軽やかで話しやすいだけでなく、その人の思考や大切にしているものが見えてきます。
明るく前向きな話題を選ぶことで、過去に触れずとも心の距離を縮めることができます。

安心感を与える

バツイチの相手は、恋愛に対して慎重になっている場合も多いため、相手のペースを尊重する聞き方が大切です。
会話中に少し間が空いても急かさず、ゆっくり話す様子を受け止める。
相手が話した内容には、
「うんうん」
「それ、すごく分かります」
「そういう考え方、素敵ですね」
といった受容的な相づちを挟むと、安心してさらに話してくれるようになります。
「否定されない」「急かされない」という空気感は、初対面でも心を開きやすくさせる大きなポイントです。

価値観を尊重する

バツイチの人は、結婚生活を経て自分の価値観が明確になっていることが多く、その価値観を理解してくれる人に魅力を感じます。
そのため、価値観が自然に引き出される質問は非常に効果的です。
たとえば、
「どんな時間があると落ち着けますか？」
「人付き合いで大事にしていることは？」
「どんな関係が理想ですか？」
など、相手の内面に優しく触れる質問は、深い話へつながりやすく、好印象を与えます。
ただし、重すぎないように伝え方は柔らかく、会話の流れを見ながら取り入れるのがコツです。

バツイチ合コンに参加する男女の目的と心理は？

男性の目的と心理

無理のない関係を求めている

一度結婚生活を経験したことで、無理をして頑張りすぎる関係より、自然体でいられる女性を望む傾向があります。
「自分のペースや生活を理解してくれる相手と出会いたい」という気持ちが強くなりやすいのが特徴です。

今度こそ落ち着きたい・失敗したくない

離婚経験により、将来のパートナー選びに慎重になります。
ただ、べつに重たいわけではなく「大切にできる相手と出会いたい」という前向きな気持ちが根底にあります。

過去を理解してくれて、受け入れてくれる相手を探している

離婚歴を変に思われたり、否定されるのは避けたいと思っています。
だからこそ、「過去ではなく今を見てくれる女性」に安心感を覚えやすいです。

女性の目的と心理

もう無理をしたくない

結婚生活で努力しすぎた経験から、「安心して穏やかに過ごせる関係」を求める女性が多い傾向があります。
派手さよりも「心の安定」を大事にする人が増えるのが特徴です。

シングルマザーの場合は特に慎重

子どもへの影響を考え、恋愛にも非常に丁寧です。
「信頼できる相手かどうか」「自分のペースを尊重してくれるか」を重視します。
だからこそ、相手が理解的で余裕のある人だと感じれば、心を開くスピードも早まります。

過去ではなく今を見てほしい

離婚の理由を詮索されたり、勝手にイメージされることをもっとも嫌います。
合コンでは、過去ではなく今の人柄を見てくれる男性に好印象を抱きやすいです。

バツイチ合コン経験者の感想・評価

実際に異性と合コンした人たちの感想を聞いてみましょう。

(男性)
離婚してからしばらく恋愛から遠ざかっていたけど、友人に誘われて久しぶりに合コンへ。
最初は正直やめたほうがよかったかなと思っていましたが、いざ始まってみると、
「今はどんな趣味してるんですか？」
「休日はどんなふうに過ごすのが好きなんですか？」
など、僕の婚歴について過度に踏み込むこともなく、自然に接してくれて予想外でした。

なんというか、「普通の男として扱ってくれてる感じ」が心地よかった。
離婚歴があるだけで厳しいと思っていましたが、久しぶりに肩の力が抜けました。

(女性)
私はシンママなので合コンは厳しいと思っていました。
実際友人からも「やめておいたほうがいい」と言われてましたが、将来のことを考えて勇気を出して参加してみました。
すると、「お子さんが一番だと思うので、少しづつ仲良くなれたらいいですよ」
と理解してくれる男性がいて、意気投合することができました。
今回の合コンに参加したことで、こんなに心が軽くなって恋愛にも前向きなれるんだと感じました。

今回の男女の体験談からわかるのは、バツイチの合コンで大切なのは『過去ではなく今の自分を見てもらうこと』と『お互いの状況や価値観を自然に尊重すること』です。